雪山登山特訓|テントなしで一晩野宿し、低体温症対策もやってみた

雪山における野宿を体験しました。

しかもテントなし。

感想は、寒い!

それでもこの雪山野宿では寒い、冷たい、低体温症対策など、とにかく日常生活ではあり得ない世界観を体験できました。

一度はやってみたかった雪山野宿。

今回は雪が降り積もった丹沢山地に入ったお話です。

基礎特訓として氷の世界でテントを使用せずに一夜を過ごした私の体験をお話します。

では、いってみましょう。

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低体温症対策を知り、知的武装するべし!

入山する前に時間をかけてじっくりと生き残るための勉強をしました。

そして「低体温症」がもっとも警戒すべきものであると判断。さっそく調査開始。

寒気、降雨・降雪(により体が濡れること)、強風の3つにさらされた場合、短時間で低体温症を発症。

そしてもうひとつ。

エネルギー摂取不足も低体温症の進行を早める。

特に濡れた衣類に風が吹きつけると、無風状態の25倍の速さで体温が奪われます。

たとえ夏場であっても、体が濡れた状態で強風を受け続けると知らず知らずのうちに低体温症に陥ることがあります。

低体温症は発症してから対処するよりも予防策にこそ力を注ぐことが重要。

そういうことか!と納得。

雪山の丹沢へ|私が実行した予防策

ある年の2月、もっとも寒い時期に男3人で冬期丹沢へ入山。

はじめから野宿するつもりで入ったので全員準備万端の状態でした。

少し前に関東一体が大雪だったので、丹沢もヤバいだろうと予測。

いままでの丹沢登山経験と地形図の再調査を行い、雪崩が発生しそうな場所はすべて避けました。

思わず雪山特訓だ!と喜んでいたのですが、実際とんでもない積雪だった・・・。

さて、実行した予防策です。

寒気、濡れへの対策は防寒着とレインウェアになります。

防寒着は厚手1枚よりも少し薄目のものを「重ね着」するほうが効果的。

また下着は速乾性のあるものを選択。

レインウェアだけでは保温性はありません。

必ず中に防寒着を身に着け、肌とレインウェアが直接触れないように配慮が必要

意外と意識されないのは頭部の保温。

体温の50%は頭部から失われます。

耳まで覆えるニット帽やネックウォーマーも身に着けるようにしましょう。

食べ物はこまめに摂取し、体が震えた場合の熱源維持を心がけました。

特に炭水化物が重要で、レトルトパックされたご飯、パン、チョコレートなどを意識。

また水分補給もこまめに。

雪山で脱水症状って起こりやすいので注意です。

厚着の状態で登山を続けることにより、意外と発汗してるんですね。

そしてもう1点。

強風に対抗はできません。

避難小屋があればすぐに逃げ込むのがベスト。

今回は玄倉林道という谷間を歩いたので強風はなし。

宿営地を決め、野宿の準備に入りました。

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テントなしで一晩野宿実行記

玄倉林道の脇にいい場所を見つけ、日のあるうちに野宿準備。

テントは携行していなかったのでレジャーシートを使ってシェルターを作成。

地面にもレジャーシートを敷きました。

今回は男3人とも初の雪山野宿。

事前に下調べを徹底しましたが、やはり好奇心には勝てませんでした。

我々はある実験を行ったんです。

それは、ロールマットの代わりに、

ヨガマットを使ってみた。

結論はどうだったかというと・・・。

まったく効果なし。

防寒着と寝袋、さらにシェルターで低体温症対策はバッチリな状態にしました。

が、背中が冷たい!!

ヨガマットはロールマットの代わりにはなりません。

さて寝袋の中で3人とも静かに一夜を過ごしました。

かなりの寒さを感じましたが、震えはなし。

全員無事起床し、温かい朝食を摂取。

胃の中が温まると、不思議と精神的な活力が出てきます。

雪山や冬山では必ず携帯コンロ、コッヘル(鍋類)を携行しましょう。

体の中から温めることはとても重要です。

体が凍えたままだと、本当に何もやる気になりません。

雪の積もった山の中で一夜を乗り切ったことで、ひとつの自信を得ることに成功。

経験値もアップしました。

今回の雪山野宿では全員低体温症や凍傷、そして体調不良にはなりませんでした。

やはり事前調査と防寒アイテムをしっかりと準備したからでしょう。(ロールマットは

別として)

・体が濡れていなかったこと

・風もなく防寒を徹底したこと

・しっかりと食事を摂ったこと

上記3つを確実に行ったことにより低体温症を避けることができました。

ただしヨガマットはおすすめできません・・・。

まとめ

今回の野宿は幸運もあったことでしょう。

それでも雪の中でも、知識と装備があれば問題なく生き残れるという貴重な体験を積むことができました。

大切な仲間を守るため、またあなた自身が犠牲者にならないためにも、しっかりと低体温症と雪山についての知識を持ちましょう。

知識は恐怖を退けます。

事が起きてからあたふたするのではく、日頃からイメージトレーニングなどをして不測の事態に備えてください。

山で生き残れるのはすべてあなた自身の決断と判断ですので。

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