カタツムリとナメクジ|進化によりまったく異なる生体に分かれた!

カタツムリとナメクジ。

殻を持っている、持っていないが大きな違いですね。

ところが、生物学的分類では同じ種類になるんです。

一体どんな進化があったのでしょうか?

ちなみに「カタツムリ」が進化して「ナメクジ」になったんですよ!

まったく不思議な生物ですね。

では、みていきましょう。

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カタツムリとナメクジ

カタツムリとナメクジは軟体動物であり、ともに腹足類で有肺類でもあります。

また体に湿り気が必要で乾燥、寒さに弱い生き物となります。

大きな特徴が雄雌同体。

雄雌同体とは、1匹で受精し産卵できるということ。

もちろん別の個体がいれば交尾をして、子孫を残します。

その方が強い子孫となるので。

移動が遅い生物なので、別固体と遭遇しなかった場合は自家受精となるわけですね。

では、次に殻についてみていきましょう。

進化:殻の有無

カタツムリにあった殻が退化してナメクジとなりました。

つまりナメクジの方が進化した姿なんですね。

これは驚きですよね。

カタツムリ

孵化した時から殻を持ちます。

そして成長とともに殻も大きく「成長」します。

殻は体から分泌した石灰分で作られるので、成長にカルシウムが欠かせません。

そのためカタツムリはコンクリートの壁を這いながら、含まれているカルシウムを摂取しているそうです。

つまり殻も細胞分裂しているので、穴が空いたり欠けたりしても、時間とともに治るんです。

殻の中に臓器もあり、乾燥、寒さという外気にさらされたら、殻の中に閉じこもって身を守ることも可能。

また殻の中で冬眠し、越冬します。

殻を持っているため陸貝(陸に住む貝)と呼ばれます。

生物学上ではたくさんの種類が存在するが、まとめてカタツムリとしているとのこと。

ナメクジ

元々あった殻は徐々に小さく退化したと考えられていますが、その過程は不明。

環境により適応するために進化し、殻を捨てたようですね。

殻がないとカルシウムの摂取も少量でよく、より小さな隙間にも入り込むことが可能。

それだけ身を守ることができるということ。

殻がないので、周りの環境を利用してサバイバルします。

落ち葉や石の下に隠れて身を守り、そのまま越冬もするようです。

大本の分類上ではカタツムリの一種とされますが、殻もないためナメクジ科に属するものとされている。

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天敵と発生時期

動きが鈍いため、たくさんの動物に捕食されます。

鳥、タヌキ、ネズミ、ヒキガエルなど。

またマイマイカブリという昆虫にも捕食されます。

マイマイカブリはカタツムリの、特に子供を狙って捕食。

カタツムリを食べることにより、マイマイカブリの卵巣が形成されるとのこと。

なんとも恐ろしい世界ですよね。

カタツムリとナメクジは4~6月と9~11月の雨の多い時期に発生。

農作物に被害が出るので、駆除の対象となっています。

植物の葉を穴だらけにするみたいですよ。

さいごに

カタツムリとナメクジについてでした。

大きな分類上では同種の生き物。

でも殻の有無により、まったく違った生き方を送ることになったわけですね。

カタツムリの進化バージョンがナメクジ。

自然というものは凄いですね。

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