ミステリー小説おすすめ⑨「ちょっと一杯のはずだったのに」は深酒注意

「スマホを落としただけなのに」が話題となった作家・志駕晃氏の小説第2弾が出ました。

「ちょっと一杯のはずだったのに」

志駕晃・著作

今回は上記小説についての記事となります。

第1弾についての記事はこちら
↓↓↓
「スマホを落としただけなのに」

深酒注意です!

では、いってみましょう。

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「ちょっと一杯のはずだったのに」あらすじ

ラジオディレクターの主人公・矢嶋直弥(やしまなおや)は酒癖の悪い男。

とにかく記憶がなくなるまで深酒してしまう。

矢嶋が受け持つラジオ番組のパーソナリティ・西園寺沙也加(さいおんじさやか)とは恋人関係でもあります。

ある日の飲み会の後、ほとんど記憶がない状態で西園寺のマンションへ行った矢嶋。

いつ自宅に戻ったのかもわからない状態で、自宅で目を覚まします。

そしてマンションの密室で西園寺が死体となって発見される。

第一発見者は皮肉にも矢嶋本人。

マンションのドアは鍵がかかっており、窓も施錠。

しかも鍵も部屋の中。

もはや矢嶋が犯人である、と警察に容疑をかけられます。

しかし矢嶋は強く拒否できません。

なぜなら泥酔して記憶がないから。

状況証拠はすでに矢嶋を容疑者と断定できる状態。

矢嶋が西園寺にプロポーズして断られていたため、警察は遺恨による殺人ではないかと自白を迫ります。

密室殺人のトリックを解かねば犯人にされてしまう。

矢嶋は変人弁護士の手塚と協力し、密室殺人のトリックに挑みます。

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「ちょっと一杯のはずだったのに」の見どころ

やはり密室トリックを解明していくところですね。

「スマホを落としただけなのに」では、犯人、主人公の女性、警察の3つの視点からストーリーは進みました。

今回は主人公の矢嶋と警察の2つの視点でストーリーは進みます。

また著者・志駕氏はニッポン放送勤務。

職場の経験を見事に小説に活かしており、ラジオ放送がどのように作成されていくのかがわかります。

とくに放送においてのピンチをチャンスに変えてしまう手法には、思わずなるほどと唸ってしまうほど。

そんな内情を垣間見ることができます。

考えさせられたこと

友人たちとお酒を飲む。

楽しい時間ですよね、少量ならば。

でも記憶がなくなるまで飲む、飲むのが止められないというのはいかがなものか。

実際に飲酒運転による事故も発生している世の中。

被害者にしてみればたまったものではないですよね。

正直言って、読み進めているうちに主人公にイライラさせられることもあります。

刑事との取り調べにおける駆け引きは面白いんですけどね。

本当に些細なことで犯罪が起こってしまうこの世の中。

犯人は心のブレーキを利かせることなく犯罪に走る。身勝手なもんです。

「スマホを落としただけなのに」のラストはほっこりと心が温まる内容でした。

今回の「ちょっと一杯のはずだったのに」も似たような感じのラストです。

が・・・、ちょっと切ない・・・。

次はどんな内容の「はずだったのに」小説になるのでしょうか。

著者に期待です!

さいごに

以上、「ちょっと一杯のはずだったのに」の解説でした。

密室殺人のトリックに挑むという内容。

著者のニッポン放送勤務の経験を小説の中で活かしています。

とても楽しめる内容ですが、お酒はほどほどにしておきましょうね。

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