空手の技|種類はどれくらいあるのか?近代・古流でも比較してみた

格闘技といえば空手。

そういわれるくらい空手は身近なものでもありますね。

空手の技の種類ってどれくらいあるんでしょうか。

パンチ、キックだけじゃないの?、と思ってしまうこともありますよね。

今回は空手の技の紹介、そして近代競技と古流式との比較もしてみました。

では、いってみましょう。

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空手|手技の種類

空手を代表する技といえば「正拳(せいけん)」。

正拳とは、握りこぶしを作ってぶん殴る、ってことです。

危機が迫ったとき、人は思わず拳を作り振り回します。

このように人間本来の闘争本能を「技」にしたのが武術の始まりとも言えます。

では空手の手技の種類をみていきましょう。

こぶし系

正拳、裏拳、鉄槌(鉄槌)。

開手系

掌低、手刀、熊手、貫手、一本拳

前腕系

孤拳、小手(前腕部)、肘

胴体部

肩など体当たり

上記一覧でもわかるように、手技とはいえたくさんの技が存在します。

当てる場所により名称も使用法も全く違うものになるわけですね。

続いて足技(キック)をみていきましょう。

空手|足技の種類

近代競技の空手において、足技(蹴り技)は正拳をしのぐほどの主力技となっています。

とくにフルコンタクト空手では多彩な蹴り技が魅力となっているのも事実。

ただ本来は、「足技で相手を翻弄し、手技によって決める」とされてきました。

足技は元々は手技をサポートするものでもあったわけですね。(事実、伝統派空手では手技がメインで、足技は少ない)

つまり空手の競技化により市民権を得たのが蹴り技といえるでしょう。

指先、中足

前蹴り、廻し蹴り

背足(足の甲から足首部分)、脛

急所蹴り、廻し蹴り、内廻し蹴り

後ろ蹴り、後ろ廻し蹴り、踵蹴り

足刀

横蹴り、関節(を狙った)蹴り

その他

膝蹴り

足は手ほど複雑な動きはできません。

ですが、足は手の3倍の破壊力があるといわれます。

「シンプルで強烈」といえるのが蹴り技となります。

空手|受け技の種類

受け技とは防御のことです。

危険が迫ったとき、人はとっさに頭をカバーしたり、腕で脅威との距離を保とうとします。

このとっさの反応を反復練習により技にしたのが受け技ともいえます。

重要なのは相手の攻撃を食らわないこと。

大まかに分けてみますね。

防御の手段

上、中、下(上半身)への攻撃は概ね手・腕を使用した受け。

(例)上段受け、中段受け、下段払い

頭部、腹部を狙ってきた相手の蹴りは腕で防御。

下段(脚)を狙ってきた蹴りは脛を使って防御します。

(例)膝受け、脛受けなど

また相手の攻撃を流したり、攻撃に出る瞬間を狙って動きを潰すなど、受け技の種類は豊富です。

手技、足技、受け技は流派、道場、指導員によって練習内容が異なります。

現在は競技のための練習法に特化した道場も多く、手技も試合に使用するもののみ練習する、というところも多いようです。

これは武術から格闘競技になったという時代の流れであり、当然のことでもあります。

より多くの人が自由に学べるようになった、ということですね。

では、近代競技と古流式の大まかな違いをみていきましょう。

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近代空手と古流空手

近代空手

試合競技を取り入れている流派となります。

試合において重要なのは「安全性」

一昔前までは、競技選手を目指す練習生も、危険とされる技の練習は行っていました。

武道としての空手を求めるため。

例としては、上記「手技の種類」で紹介した技すべてと急所蹴りなど。

でも選手としては試合で上位を目指したい。

試合で使わない技は練習しなくてもいいんじゃないか・・・という考えが生まれてきます。

また試合で上位に入れる道場に人が集まるようにもなりました。

道場としても練習生が集まらないとビジネスになりません。

試合で勝てるための練習体系、テクニック重視となっていくのはスポーツとして当然の流れだったわけです。

結果として、古流式の空手とは大きくスタイルの異なる空手団体が発展していきました。

試合という「実践の場」で強さを証明できるため、瞬く間に大人気に。

ここから「○○流は最強流派」というブームが巻き起こった歴史があります。

古流空手

いわゆる空手の源流でもありますね。

沖縄空手などの試合競技を取り入れていない流派となります。

試合がないため、相手と戦うことをイメージしながら練習を積みます。(※道場の練習では相手と戦う組手稽古はあります)

「いざ」という時に使える技を磨くため、現代では禁じ手とされるテクニックも練習可能。

日々の練習において戦う相手は「己」のみ。

練習は主に自己肉体鍛錬やあらゆる種類の空手技、そして型練習となります。

最近ではこれらの練習法が見直されてきています。

何歳になっても続けられる空手。

競技選手としての生命は、せいぜい30代後半まで。

その後の50年はどうするのか?

空手を辞めてしまう?

本来の武術とは争いを避け、みんなで仲良く生きていくための術でもあるわけですね。

仲良く、そしていつまでも健康で動き続ける体を維持する。

そのような考え方が、少しずつですが人気となってきているようです。

さいごに

以上が空手の技の種類と近代・古流の違いでした。

空手にはたくさんの異なる流派が存在します。

それぞれに特徴があり、技が違ってきます。

それら流派を比較検討し、あなた自身にあっている流派はどれだろう、と考えてみると面白いですよ。

統一されていないからこそ、楽しめる空手の醍醐味ですね。

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