登山の本おすすめ③「山の病気とケガ」で予備知識を得、緊急時に対処

山ではリスクマネジメントが重要。

なぜならすぐに病院に行けないから。

今回は病気と怪我の原因、対処、予防を学ぶ上でおすすめの本を紹介します。

「山の病気とケガ」

野口いづみ・著作

山で発症する病気や怪我ほど怖いものはありません。

その時、あなたはどうしますか?

では、いってみましょう。

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「山の病気とケガ」の内容

この本は5つの章にわかれています。

第1章は誰もが陥る病気。

高山病、熱中症、凍傷、低体温症などについて解説されます。

第2章は内科疾患としての病気。

心臓、脳、血管系についての病気であり、まさに突然死を引き起こす怖いもの。

第3章は登山中に起こしやすい怪我について。

捻挫、骨折、擦り傷、虫刺されなど多くの項目が紹介されます。

4、5章は効率のいい登山方法と登山に向けたトレーニング方法についてです。

全ページオールカラーで、病気、怪我の原因、予防法、そして発症してしまった場合の対処法までをしっかりとカバーした内容。

この本がわずか1,600円+税で購入できます。

あなたやあなたの仲間たちの命を守るためと思えば、かなりの低価格ではないでしょうか!

「山の病気とケガ」から得るヒント

この本のいいところは、病気や怪我の章において各病気、各怪我をひとつずつ分けて紹介しているところです。

例えば「心臓の病気」については、

・病気のメカニズムの解説
・予防法
・発症した場合の対処法

をわかりやすい言葉で解説しています。

さらに実事例を参考として紹介もしているので、様々なケースを学ぶことが可能。

実際に起こった発症例を解説し、どのような対処をしたのか。

その結果、患者となった人はどうなったのかなどがわかります。

登山する前のイメージトレーニングとしても、「山の病気とケガ」は重宝できるでしょう。

私の携行医薬品が大きく変わった事例

私自身、本書を読んでから内服薬についての意識も変わりました。

とくに解熱鎮痛薬である「バファリン」を携行するように。

アスピリン(アセチルサリチル酸)を含んだバファリンは、最悪の場合心筋梗塞の初期段階にも活用可能と知ったときは驚いたくらいです。

アセチルサリチル酸を含まないバファリンもあるので、購入時は注意が必要なこともちゃんと解説されていました。

このバファリンが実際の登山で役立つことに。

グループメンバー1人が高山病で頭痛を発症。

バファリンを服用してもらい、就寝したところ、翌朝にはすっかり回復していました。

これも本書を読んで助けられた、私自身の体験となります。

また正露丸も私の携行リストに入りました。

様々なケースのメカニズム、予防法、対処法が紹介され、わかりやすい言葉で解説されているので、納得して医薬品購入が可能になります。

本当に実用的な解説がなされていました。

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登山方法とトレーニングも役立つ内容

4章は効率のいい登山方法。

つまりバテない登り方の紹介。

水分の取り方、栄養補給について、登る前のストレッチ法など。

これらは結果的に病気や怪我の予防となります。

女性登山者が気を付けるべきことも項目を設けて解説。

あなたのグループに女性がいるなら役立つ情報といえますね。

5章のトレーニングはポイントを絞っての内容。

心肺機能強化と脚筋力を鍛えることが、登山をする上でとても重要であることを解説。

体力強化なくして登山はできません。

体力づくりとは「健康維持」でもあるわけです。

健康管理にも気を使えるようになりましょう。

安全に登山するため、日頃から自分自身の体を知ることの重要性を教えてくれるのが「山の病気とケガ」でした。

さいごに

以上が「山の病気とケガ」の紹介でした。

わかりやすく、読みやすい本。

あっさりと読み終えてしまいますが、あなたも本書を手にすれば、登山前に何度も読み返すことになるでしょう。

それくらい豊富な情報量ともいえる内容でした。

安全に登山をしたいあなたに強くおすすめしたい本です。

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