登山の本おすすめ⑤「山の突然死」は40代なら必読!危険因子は排除せよ

登山は気持ちのいいスポーツですね。

ただあなたも40代に入ったのなら、人一倍健康管理に気を使う必要があります。

その重要性を教えてくれるのが、こちらの本。

「ドキュメント山の突然死」

柏澄子・著作

山には様々な危険がありますが、体内部の危険因子もあります。

病気ですね。

とくに40代から突然死のリスクは大きくなります。

では、いってみましょう。

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「山の突然死」の内容

この本では5人の方の事例を紹介しています。

登山中の突然死の多くが「心臓系」。

5人の事例の内、4人が心臓。

1人が脳内血管。

各章1人ずつの事例を解説。

・遭難の状況
・遭難者の日常生活について
・遭難の分析と教訓

上記のようにわかりやすい構成となっています。

●遭難の状況

遭難者にどのような兆候が現れ、一大事に至ったのかを時系列で解説。

他の登山メンバーが救助要請してから病院に運ばれるまでを追っています。

●遭難者の日常生活

日頃から遭難者はどのような生活習慣だったのかを分析。

やはり多忙による疲労の蓄積、高ストレス状況、不規則な生活が目立ちました。

●遭難の分析と教訓

この分析の良い点は、専門医の意見をしっかりと取材していることでしょう。

医学的観点から突然死に至った原因を推測しています。

様々な要因がありますが、突然死の多くが心臓からきています。

心筋梗塞の危険因子は、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、喫煙。

遭難者がそれらに該当していたのか? さらに登山当日はどれだけ体に負荷があり、心臓突然死を誘発したのかの分析もしています。

とてもわかりやすい内容で、5つの事例から様々な危険因子が存在することがわかります。

では、続いて本書から得るヒントを考えてみましょう。

「山の突然死」から得るヒント

まず初めにガツンと教えられるのが、40代から突然死のリスクが大きくなるという現実。

どんなに嫌がっても、加齢は平等に訪れます。

これはもう受け入れるしかないですよね。

さらに30~40代というのはどんどん多忙になる時期。

仕事の都合で運動不足になっている人は、私の周りにもたくさんいます。

結果として不規則な生活習慣となり、ストレスによる暴飲暴食、喫煙も加わります。

するとどうなるか?

心臓疾患の危険因子である、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病という生活習慣病に陥るわけですね。

現代社会では誰もがさらされている現実。

知らず知らずのうちに生活習慣病に陥り、登山という特殊な負荷がかかる状態で突然悲劇が起こるわけです。

とくに心臓、脳、そして血管が壊れやすくなるんですね。

それでも登山をしたいのなら、より一層の自立心が必要。

あなた自身の生活をどれだけコントロールできるかが重要であると教えてくれます。

健康診断の重要性

会社などで行われる年に1度の健康診断。

40代以上で登山をするのなら、決して軽く見ないようにと「山の突然死」では教えています。

高血圧は突然死の元凶でもありますので、しっかりとチェックしましょう。

また心電図で不整脈の有無もチェック。

健康診断の結果から、あなたの健康管理計画を立てましょう。

登山中の脱水に注意

登山中は飲料水がかなり制限されますよね。

大量に携行はできないし、飲料水を補給できる水場もたくさんはありません。

その結果、登山者の多くが脱水状態になります。

そのため、水はこまめに補給しましょうと、専門書や専門雑誌でも注意しています。

とくに心臓疾患は朝方に多いとのこと。

睡眠中にも水分は失われるので、起床後に水分をしっかりと摂取。

登山前にも水分を摂るように心がけるのが重要。

充分な水分摂取は、心臓疾患予防に効果が期待できるそうです。

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体力は知らず知らず落ちている現実

これは私自身の経験ですが、やはり加齢による体力低下は避けられません。

20代のころは体力バリバリで自信がみなぎっていました。

無茶なトレーニングをしても、体(筋肉)は期待に応えてくれていたものです。

ところが・・・。

30代半ばから40代になると、やはり仕事の都合などでトレーニング量も低下。

それでも走ってみると結構いける感じがする。

そして少しハードなトレーニングを継続すると。

ええッ!筋肉が痛いぞ!(筋肉痛とは明らかに異なる痛み)

なんか関節に違和感があるぞ!!

しかも筋肉や関節の痛みがなかなか消えない・・・。

と、20代の頃のような無理が効かなくなってきたことに寂しさを感じてしまいます。

こうやって40代以降の男は哀愁を漂わせるようになっていくのでしょう。

それでも無理のないトレーニング量を継続することはとても重要。

私も週2、3日は必ずトレーニングするようにしています。

トレーニングができなかった期間が長いと、はじめは体が悲鳴をあげます。

ところが2回目以降は慣れてくるんですね。

そう、体は覚えているわけです。トレーニングの日々を。

またジムで行うウエイトトレーニングもかなり効果的です。

あまり高重量にこだわらず、怪我をしない重量で体に負荷をかけましょう。

やはりウエイトトレーニングによる筋力強化の効率はすばらしい。

おすすめしますよ。

ただしウエイトトレーニングはフォームが命。

あなたがまったくの初心者であるなら、必ずトレーナーのいるジムへ通うようにしましょうね。

さいごに

以上、「山の突然死」についての紹介でした。

最後の方は私自身のトレーニング経験談となってしまいました。

それでも日々トレーニングをすることにより、突然死の要因となる生活習慣病から我が身を守ることが可能となります。

とても楽しい登山。

同時に体に高い負荷がかかるのも、また現実です。

無理のないトレーニングで、心臓、脳、血管を強化しておきましょうね。

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