テコンドーのルールとは?オリンピック観戦に向けサクッと知ろう!

テコンドーは「足のボクシング」といわれます。

そのキックはとても速く、しかも多彩!

人ってこんなキックができるのか!!って感じるくらいの蹴り技を試合で見ることができます。

そんな足のボクシングのルールってどんな感じなのでしょうか?

今回は、オリンピック採用のテコンドールールをみていきましょう。

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オリンピック採用テコンドーはWTF

テコンドーは日本の松濤館流空手を学んだ韓国人が創意工夫して創り上げた武道となります。

世界に発展していく中で、大きく2つの組織に分かれました。

「世界テコンドー連盟(WTF)」「国際テコンドー連盟(ITF)」です。

WTF と ITF

WTFは韓国で組織され、ITFはカナダで組織されました。

WTFはオリンピックに特化した試合方式を採用しているといえます。つまりスポーツ競技として大きく発展した組織。

選手はヘッドギアと胴プロテクターを付けて対戦する。

ITFは武道色が強めの組織で、試合もグローブと足にはプロテクターを付け、ライトコンタクト(軽く相手に技を当てる)方式を採用。

ヘッドギア、胴プロテクターはなし。

では、オリンピック採用のWTF試合ルールをみていきましょう。

テコンドー:オリンピック競技ルール

テコンドー競技はトーナメント戦で行われます。そして体重別で4階級制に分かれている。柔道と同じですね。

男子:58キロ、68キロ、80キロ、80キロ超級
女子:49キロ、57キロ、67キロ、67キロ超級

試合は2分3ラウンド制で、ラウンド間インターバルは1分間。ポイント獲得の差により勝敗が決まる。

では、試合ルールをみてみましょう。

試合競技

試合は1対1の対戦となります。これをテコンドーでは「キョルギ(競技)」という。空手でいう組手試合ですね。

ポイント制で、攻撃できる部分はヘッドギアを付けた頭部とプロテクターを付けた胴体部のみ。

●パンチで狙えるのは胴体部のみ。頭部は反則。
●キックで狙えるのは頭部と胴体部。

ポイントも使用する技と狙う個所で得点が異なってくる。

➡ 1ポイント:胴へのパンチ
➡ 2ポイント:胴へのキック
➡ 3ポイント:胴への回転系キック
➡ 4ポイント:頭部へのキック
➡ 5ポイント:頭部への回転系キック

回転系キックとは後ろ廻し蹴りや飛び後ろ廻し蹴りのような、いわゆるバック・スピンキックなど。

KOもある

ポイント制ルールのため、相手よりも先に攻撃技を当てることが重要。そのためスピード重視で、破壊力は求めない。

ただタイミングにより、技がクリーンヒットして相手が倒れることも。

この場合は反則にはならず、審判が10カウントとる。その間に立ち上がり、ファイティングポーズを取れなければKO判定となる。

ただし、パンチを頭部に入れた場合は反則。

勝敗はどう決まる

3ラウンド終了時のポイントの差で勝敗がきまる。また、2ラウンド終了時点で、12ポイントの差が開いた場合も試合終了となる。

では、3ラウンド終了時に同点だった場合はどうでしょうか?

同点の時は、「ゴールデンポイントラウンド」という勝負となります。これは1ポイントでも先取した方が勝ちとなるラウンド。

テコンドーの反則

オリンピック採用のテコンドールールでは以下の行為を反則としています。

●ヘッドギア、胴プロテクター以外への攻撃
●タックル、投げ技の使用
●頭部を狙ったパンチ
●クリンチ
●罵声
●審判の指示に従わない

反則は減点方式で、10回行うと失格となる。

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私見:格闘技としてのテコンドー

中国で、テコンドーと中国武術が集団でケンカしたニュースが話題になりましたね。

ケンカ後、テコンドー側がうずくまっている映像が流れて、「テコンドー弱い」ってなりました。

実際はどうなのか?

これは競技化した格闘技すべてにいえることで、試合に勝つことが重要となるわけです。

空手なら空手で勝ちあがるためのテクニックがあり、柔術なら柔術、そしてテコンドーならテコンドーの目的があるんですね。

テコンドーはポイント制ルールのため、相手にダメージを与える技を重視していません。

スピード重視なので、筋肉質の格闘家というよりは、ほっそりとした体格。

格闘技というよりはスポーツである、というのがテコンドーの本質ではないでしょうか。

それでも蹴りの練習量は半端ないので、タイミングが合えば凄まじい威力を発揮します。

極真空手時代、テコンドー出身選手の試合を見たときのこと。

その選手は白帯でしたが、白帯とは思えない見事なハイキックで対戦相手を失神KOしていました!

さいごに

以上、オリンピック採用テコンドールールについての解説でした。

2020年東京オリンピックでは空手とテコンドーが行われます。

テコンドーは空手から発生したものなので、とても似た競技。

違いとルールをサクッと覚えて、楽しく観戦してくださいね。

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