登山ではテントがおすすめ|野宿の悲惨さ教えます(体験記)

テント泊は登山のおすすめのひとつ。

ところで、野宿って経験したことありますか?

建物やテントで寝るのが「当たり前」の時代。

悲しいことですが、ここ数年は毎年大災害が日本各地で発生していますね。

突然おとずれる避難生活。

誰もが野宿を強いられる可能性があります。

そんなわけですので今回は野宿の悲惨さを知ってください。

私自身が数多く経験した野宿の実体験談です。

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登山の鉄則:山小屋泊以外ならテントがおすすめ

これまでたくさん山の中で野宿を経験してきました。

そして到達した私の考え。

1泊登山を計画するなら必ずテントは携行しましょう。

どうしても荷物を軽量化したいのなら「ツエルト」で代用もできます。

もちろん山小屋に宿泊するという選択肢もありですね。

テントがあるだけで、あなた周辺の環境が大きく変わりますよ。

というわけで、野宿はおすすめできません!(特訓で体験するのはありですが)

テントがおすすめの理由

①、包み込まれた空間が確保できる

包まれた空間があるだけでかなりのリラックス効果があります。

野宿中はあまりリラックスできません。

漆黒な闇の方にどうしても目線がいってしまうので。

大自然の中では野生としての本能が芽生えるってことでしょうね。

山の中は安全ではありませんから。

これは人間の心理として仕方のないことですね。

未知への恐怖心、山への畏(おそ)れなど、とにかく気持ちと目線が常に周囲に向いてしまうんです。

②、保温効果

夜の山は冷えます。

夏場でも。

夜間、野外では放射冷却によってどんどん温度が下がります。

温度が下がり、風が吹くと「冷たい風」になるわけですね。

これがヤバい。

反対にテントや建物の中が暖かいのは、動かない空気の層を維持できるからなんです。

周辺の空気が動かないというのはとても重要。

なぜならあなたの体表面温度を奪っていかないから。

大気の流動により表面体温は失われます。

夏場に風にあたると涼しいですよね。

涼しいと感じるのは、体温が奪われているから。

これが山の中だと、短時間で危険な状態になります。

そのためにも、あなたの周りの空気を暖め、その空気が逃げないようにしましょう。(ただし換気には注意)

③、虫、雨風などを防ぐ

山は昆虫たちの生息地。

あなたの血を求めてやってくるありがたくない虫たちもたくさん。

朝、夕は蚊が容赦なく航空攻撃をかけてきます。

夜間は地を這う虫たちが、あなたの体温目指して突進してきます。

退治しても、退治しても、ヤツらは疲れを知りません。

私が真夜中にどんなにブチギレても、ヤツらは平気。

また突然の雨や冷たい強風などがくると、山の神に対して愚痴を言いたくなります。

結果としてあなたの精神力をどんどん疲弊させることに。

それらをすべて防ぐ効果がテントにはあるわけです。

では、続いて私の悲惨な体験記を紹介しますね。

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実体験!野宿の悲惨さを教えます

それでは私が一人で山に入って、一夜をテントもなく明かした体験記です。

夕暮れから朝まで時系列でお話ししましょう。

①、夕暮れから深夜まで(日没~午前0時)

夏季、日没前に野宿する場所を決めた私はザックを下し、明るいうちに夕食を済ませました。

山火事防止(山での焚火は禁止行為)のため火も起こさず、ザックにもたれかかってじっとします。

なんせもうやることがないから。

鳥の鳴き声や虫の飛ぶ音を聞きながら、あたりは静かに暗くなっていきます。

この時ばかりは何とも言えないさみしさを感じることに。

徐々に冷気がやってくるので準備しておいた防寒着を着る。

そして、またじっとします。

やることがないので寝ようとしますが、ちょっとした音で目を開けてしまう。

そんな状態でウツラウツラを繰り返すのが午前0時ぐらいまで続きます。

この時間帯に幽霊のことをついつい考えてしまう。

まあ、煩悩ですよね。

未知への恐怖とでもいいますか。(私に霊感はありません)

②、深夜から朝まで(午前0時~午前4時)

ここから夜との戦いです。

とにかく寒い!!

人にもよりますが、私は足がものすごく寒く感じてしまいます。

登山用ズボンのうえにゴアテックス製のレインズボンをはいているだけ。

こればかりは手の打ちようがありません。

ただひとつだけ寒くてもいいことがあります。

それは、

あまりの寒さに幽霊のことなんて考えてる場合じゃない!

それだけです・・・。

さて、NASAが開発したという緊急用サバイバルシートは効果絶大です。

遭難した場合のために2枚は携行することをおすすめします。

③、全体を通して

夜間、寒くなると虫の来襲はなくなります。

まれにブーンと飛んではきますが、単体ですので問題はなし。

野宿全体を通して最大の問題は、やはり「寒さ」。

少し眠ってもすぐに目が覚めます。

寒すぎて。

また携帯ストーブを使っても全く暖かくなりません。

大気中に暖気が逃げていくので。

結論を言えば、野宿ではほとんど眠れなかった・・・

熊に遭遇しないという大きな「幸運」はありましたが、とにかく日が高く登るまでは寒さとの格闘でした。

結局あまりの寒さに耐えきれず、薄暗い午前4時には移動開始をすることになった・・・。

私はテント泊ももちろん経験しています。

やっぱりテントがあるだけで「恐怖心」、「寒さ」から身を守れるわけですね。

これだけでも人はあっさりと爆睡できてしまうものなんです。

自分から計画したこととはいえ、それなりにいい経験積めたかな?と実感はしています。

まとめ

野宿はやめておきましょう。

これは自信を持っていえます。

少し値は張りますが軽量型のテントも販売されていますので、購入を考えてみてはいかがでしょうか。

リラックスできる空間を確保することはとても重要。

テントを使って楽しい登山の思い出を作ってください。

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