登山初心者が1人で山へ入るときのポイント②は遭難対策で命綱確保

1人で登山する。

これほど魅力的で、かつ大きな不安を抱かせるものはないでしょう。

そのためにもアクシデントもなく安全に登山をすることが最重要となるのは必然的。

今回はもっとも最悪の事態である「遭難」してしまった場合の最後の命綱についてお話ししていきます。

今回のポイントは2点。

・登山を計画したらあなたの周りの人に公言すること
・登山届を必ず提出すること

それではいってみましょう。

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1人登山の遭難対策:まわりの人に計画を公開しよう

まだ1人登山のポイントの大前提をお読みになっていない場合はこちらもどうぞ

↓↓↓
登山初心者が一人で登るとき押さえておきたいポイント

さて、本題に入りましょう。

1人で山に登ると決めたら、必ずあなたの家族や友人、また職場の同僚に堂々と公言しておくこと。

それもどのコースを歩くという計画細部まで。

(特に家族には計画を書面で渡しておきましょう)

なぜなら公言することによって、あなたが遭難した場合の最後の「希望の光」となるからです。

ん?どういうことだ??って思いますよね。

あなたが1人登山を公言していれば、いざ下山してこないとなればすぐに家族の方が気づくことになります。

1人登山で遭難した場合、まずは遭難したのではないか?と「気づいてもらえる」ということがとっても重要なんです。

気づかれずに(むしろ山に入っていることすら家族も知らない)、そのまま行方不明となっている登山者もいるのです。

残された遺族の苦悩は計り知れないものがありますよね。

そのためにも、必ず行先、利用するルートを公言し、できれば書面で残すことまでしておきましょう。

遭難対策の命綱:救助の流れを知っておこう

家族から警察に捜索願が届けられた時点で「遭難事故発生」となります。

捜索願は家族しか提出できないことを押えておきましょう。

ここからが大切。

救助隊は樹木が生い茂る広大な山の中からピンポイントであなたを発見しなくてはなりません。

「○○山へ、○月○日、何時ごろ、○○コースを○○方面へ登る計画だった」

上記のように計画を公言し、家族へ計画書を渡しておけば、救助する側もすぐにどこを捜索すべきかがわかりますね。

もし誰にも伝えず気ままに山へ行ってしまうと、「どこの山へ行ったんだ?」となってしまいます。

それどころか山には行っていないと思われてしまい捜索すらしてもらえないでしょう。

上記で説明した行方不明者となるわけですね。

このような事態を避けるためにも、公言する、書面で計画を残すはとても大切。

また、より早く救助してもらえることにもなります。

つまりあなた自身にとっても都合がいいわけですね。

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遭難対策の命綱:登山届も提出しよう

現在、登山届の提出方法は大きく分けて2つあります。

①、登山口で登山届用ポストへ投函
②、インターネットで申し込む

 紙の登山届に必要事項を記入し投函する。

危険度の高い山などでは登山口付近に用紙やボールペン、ポストが準備されている場合が多い。

登山口によってはポストすらない場所もある。

その場合は最寄りの警察署に提出も可能。

 インターネットで会員登録し、ネット上で提出できる。

下山後、下山届の報告をする。

予定時間を過ぎて報告がない場合は2時間おきに本人へ確認メールが送られてくる。

下山予定から7時間後には指定した緊急連絡先へ自動的に連絡が届く。(下山届報告をすればメールは止まる)

インターネットで登山届を提出するのが楽ですね。

下山届は忘れないようにしましょう。

インターネット登山届はこちら
↓↓↓
「Compass」ネットで登山届

遭難対策の命綱:予備時間の確保

インターネット登山届の場合、下山予定時間から7時間後に緊急連絡となります。

なぜでしょうか?

登山中はその日の体調、天候、ちょっとした道迷いなどにより計画に遅れが出ることもあります。

予定通り下山できないからといって遭難になるわけではありません。

そのため予備時間が設定されているんですね。

ちょっと予定が遅れただけで救助隊が出動したのでは、救助する側の体がもちません。

もちろんあなたもビックリしますよね。

じつはそのような例もあるんですよ。

心配した家族が居ても立っても居られなくなり、警察に行ったという事例が。

家族の方にも、下山予定時間を過ぎて24時間経過しても連絡がない場合は警察に届け出てほしい、としっかり伝えておきましょう。(※24時間は例です)

山の基本は「自分の足で登り、自分の足で下山する」にあります。

すべて自分で何とかするという気持ちで、日々研究・鍛錬に励んでください。

さて、一人登山のポイントはまだまだ続きますが、一旦ここでしめます。(まとめの下にリンクあり)

まとめ

今回は遭難した場合の命綱についてお話ししました。

遭難し、足を負傷した場合はもう動くことができません。

山によっては携帯電話も圏外になることのほうが多いです。

その時に頼れる最後の砦が、あなたの家族からの捜索願と登山届。

計画を公言すること、登山届を提出することは必ずセットで実行しておきましょう。

続きは→登山遭難事故から生還するには?サバイバルの基本を押さえる

次は遭難してしまったとき、あなたはどうやってサバイバルすればいいのか、です。

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