空手の流派、極真会館は元祖フルコンタクトの戦いを求めた最強組織

格闘技の中で一番強いのは空手である。そして空手の中でも最強なのは極真である。

生前の大山倍達が常に口にした言葉。

柔道、剣道と並ぶ、日本武道としての空手は伝統派空手団体がその地位を誇っていた時代。

元祖フルコンタクトというケンカ空手で、文字通り空手界にケンカを売った新参者・極真会館。

生前の大山倍達は空手の神であり、カリスマであり、伝説の最強空手家でした。

死後、噓つき、詐欺師、本当はめちゃくちゃ弱かったという噂話が広まりました。

極真カラテはまさに大山倍達でもあります。

では、いってみましょう。

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極真カラテ

大山倍達(おおやまますたつ、韓国名、チェ・ヨンイ 1922~1994)が極真会館の開祖。

日本統治時代の朝鮮半島出身。

1943年、松濤館流空手開祖、船越義珍に空手を学ぶ。

また同時期に剛柔流も学んでいた。

終戦直後は韓国系愚連隊の用心棒として、いたるところでケンカ三昧。

ここでかなりの実戦経験を積んだようです。

アメリカ遠征後、東京池袋にあるバレエスタジオ跡に大山道場を開きます。

1964年、国際空手道連盟極真会館設立。

世界に目を向けた巨大組織として発展しました。

極真カラテの特徴

組手(相手と攻防の練習)

なんといっても元祖・直接打撃制を採用した空手団体です。(フルコンタクト空手)

伝統派空手が寸止めルールで成り立っていた時代に、直接殴り、蹴ってKOを狙うルールはかなりの批判を浴びたようです。

蹴りは体全体をターゲットとしてKOを狙います。

手技で首より上の頭部を狙うのは反則。

道着を掴む行為や、投げ、関節技、寝技はなし。

力をつけ、体重を増やし、パワーで押す組手が特徴。

とにかくパワー重視。

欧米人に素手の戦いで勝つにはパワーをつけるしかない、というのが大山の信念でした。

実際、アメリカで盛んな総合格闘技UFC では日本人の活躍はかなり厳しいですよね。

体格の差って、本当にバカになりません。

私も体が小さいので、極真時代はかなり苦労しました。

極真空手においてウエイトトレーニングは必須です。

型(一人で練習できる古伝練習法)

基本的に剛柔流の型を採用しています。

これは大山自身が剛柔流も学んでいたからです。

極真は型にそれほど熱心ではありません。

ですが、最近では型試合も行われているので、型に対する考え方も変わってきているようです。

試合競技

極真は選手権大会で成績を残すことが最優先とされます。

組手で勝てないのは、つまり弱いから。

とてもわかりやすい理論ですね。

試合は直接打撃でKOを狙います。(フルコンタクト)

上記「組手」で解説したルールで試合を行います。

型の試合も積極的に行われているようです。

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極真カラテの練習体系

極真カラテを言葉で表すのなら、有言実行、不言実行。

とにかく練習、練習、練習。

明けても暮れても練習のみ。

言い訳は通用しません。

サンドバッグを永遠と叩き続けるスタミナ練習。

また2:13から始まる腹の叩き合い。見てるだけで嘔吐しそうですね。

過酷なまでに己の肉体を酷使する。これが極真空手です。

そして上記動画で観たような狂った肉体鍛錬。

筋トレ、筋トレ、筋トレです。

大山は愚連隊用心棒時代の、パワーがないと実戦では勝てないという経験から、当時まだまだマイナーであったウエイトトレーニングを積極的に取り入れました。

また極真会館初期の頃、「(ウエイトで鍛えた)馬鹿力で押すだけの空手は空手ではない」や「美しさがない」、と外部より批判を受けていたようです。

それでも大山は、

ケンカ空手、ぶち壊し、邪道と呼ばれようが、まず強くあってこそ空手だ!

と相手にしませんでした。

極真はとにかくパワーとスタミナ重視。

ウエイトトレーニング、サンドバッグ、ミットを使って叩き、蹴る。

そして組手練習。

実際にお互い叩き合うので、自分の技や肉体の何が弱いかをダイレクトに知ることができる。

直接叩き合っている自信からなのか、極真カラテをやっている(一部の)人は伝統派空手を甘く見たり、ちょっと上から目線で批判するきらいがあるようです。

私の大山倍達論

私は極真出身者です。(今はやってません)

大山倍達の死後、様々な(いわゆる)暴露本が出版され、一通り目を通しました。

結論をいえば、私は大山倍達に憧れ、極真に入門してよかったと思っています。

なぜなら体を強くしてもらったから。

そして鍛えた肉体という財産は、今の私の人生を大きく支えてくれています。

大山倍達が弱かったなどという話題に興味もありません。

弱ければ会館設立なんてできませんから。

人生の目標をもらえたことに感謝です。

さいごに

以上、極真カラテの解説でした。

新しいことをやると必ず批判を浴びるのは、昔も今も変わらないってことですね。

まさに出る杭は打たれる。

でも、人の批判にさらされるくらいチャレンジ精神旺盛なのは、逆に幸せなことなのかもしれませんね。

そして道場で稽古したあとの爽快感。

あの爽快感は、経験してみないと分からないくらいの気持ちよさがありました。

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